お休み処「わびすけ」

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新年あけましておめでとうございます

読者の皆様におかれましては、良いお年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

平成26年の「ういすたりあ」を一文字で振り返ると「災」という文字が当てはまると思っている。2月には二度の降雪があり、10月には台風18号による浸水被害が発生した。この後始末のために職員は何度も筋肉痛に苛まれる結果となった。ケアハウスの退去者も例年になく多数にのぼったが、職員の努力で年間を通して空室を作らずにすんでいる。また、職員の退職も数人はあったものの、募集をかけたことによって、それ以上の数の職員を確保することができた。一方、目を国内外に向けてみると、木曽御嶽山の噴火、広島市の土砂崩れ、全国的なゲリラ豪雨による被害、エボラ出血熱感染者の拡大、マレーシア航空機の惨事、韓国旅客船の沈没等々が挙げられ、「災」でなければ「禍」の文字が当てはまるような一年であったと思っている。DSC_0470

そのような中で青色LED発明による3科学者のノーベル賞受賞は明るい話題を提供してくれた。

今年、平成27年はどの様な年になるのであろうか?元旦に降雪があったように、地球温暖化による異常気象が原因で自然災害がまだまだ続くような気がしてならない。韓国、中国との関係からも推測されるように、外交面でも明るい兆しは見られないし、国内でのアベノミクスがたとえよい方向に向かっても、我々庶民がその恩恵を享受するのは大分先のような気がしてならない。そして、今年は統一地方選挙の年でもある。ますます我々は「一票」を大事に行使しなければならない。

消費税10%への引き上げが見送られたために、社会保障費の財源が大分削られそうである。高齢者福祉においても、特別養護老人ホームや通所介護の介護報酬は削減との噂がまことしやかに流布している。介護職員の処遇改善は若干良い方向に見直されるであろうが、それにしても一般企業労働者の所得格差の1割程度の補填にしかならない。2025年にはいわゆる団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になってしまう。この現象より恐ろしいのは、認知症高齢者の出現スピードである。

いまでも高齢者介護の人手不足は叫ばれているが、この数はさらに増え、100万人になるとも言われている。

企業経営に大切なものは「ヒト」「モノ」「カネ」と言われている。資金があってハコモノ(施設)を作ってみたところで、そこで働く「ヒト」がいなければ、このプランは「絵に描いた餅」であり、この三要素を無視して起業すれば、介護業界の質は低下するばかりである。数年のうちには高齢者福祉の世界にも「自然淘汰」による「サバイバル」の時代が到来することは必至であると考えている。

こんなことを考えている私は、今年の目標として「堅実・安定」を掲げることにした。DSC_0461

伊藤 克之